妊活や妊娠を意識し始めると葉酸を摂った方が良いと耳にすることが多くなります。
「葉酸は摂った方が良い」とは聞くけれど、いつ摂ればいいのかしら?きっとあなたもそんな疑問がきっかけになって検索して、このサイトのたどり着いたのですね?
ここでは、葉酸はいつから意識して取った方がいいのか、そしていつまで摂ればいいのかをお伝えします。
葉酸はいつから?
すでにご存知だと思いますが、葉酸を摂る意味を確認します。
葉酸は、必要な時期に葉酸を必要量摂ることでママのお腹の中の赤ちゃんに神経管閉鎖障害(二分脊椎や無脳症など)が発症するリスクを低減させるために摂ります。
この「必要な時期」とは、妊娠してからママのお腹の中で赤ちゃんの器官ができ始めるころです。妊娠してからだいたい妊娠15wあたりまでですね。
この時期に十分な葉酸を摂っておく必要があります。ただ、妊娠がわかってから葉酸を摂り始めても間に合わない可能性があるので、「妊活中(妊娠の少なくても1か月以上前)から」と言えます。
で、「妊娠の少なくても1か月以上前」と言われて計算通りできる自信がなければ、妊活を始めたら飲んだ方がいいんじゃないかなと考えます。
葉酸はどれだけの量をどうやって摂ればいいのか、詳しくは葉酸が摂れる食べ物でお伝えしていますが、ふだんの食事で摂ってるはずの240μg以外にプラスして取る必要があります。
具体的には、食事量を増やして摂る場合は、それで摂れる葉酸は吸収率50%のポリグルタミン酸型葉酸(食事性葉酸)ですのでプラス800μgになるように取ります。
葉酸サプリメントで摂る場合、ほとんどの商品は厚生労働省が推奨するモノグルタミン酸型になっていますので、プラス400μgです
「400μg」って見覚えありませんか?厚生労働省がいう必要量がポリグルタミン酸型で400μgだから、多くの葉酸サプリは葉酸を含有量を400μgにしているんですよ。
POINT
妊娠に備えて葉酸を摂りたいとき、量は?方法は? そんな疑問を解消する話をお伝えしています。>>葉酸が摂れる食べ物はこちら
葉酸はいつまで?
いつから葉酸を多く摂ればいいかお分かりになったと思いますが、ではいつまで摂ればいいのか?
結論から言えば、葉酸は卒乳まで摂った方が良いです。
ただし、葉酸の必要量は時期によって違います。前述したように妊活(少なくても妊娠1か月以上前)から妊娠15wあたりまではモノグルタミン酸型で400μg、妊娠16wから出産まではポリグルタミン酸型葉酸(食事性葉酸)でプラス240μg、授乳期から卒乳まではポリグルタミン酸型葉酸(食事性葉酸)でプラス100μgです。
ですからモノグルタミン酸型の葉酸400μgを含む葉酸サプリは、妊娠15wあたりまでで十分です。妊娠15wあたりまでしっかり葉酸を摂っていれば、赤ちゃんの障害のリスクはほとんどなくなります。
あとは葉酸の必要量は240μgと100μgに段階的に減りますので、葉酸よりも摂っておきたい栄養分に注目した方がいいでしょうね。
妊娠16wから出産までは鉄分、出産から卒乳まではビタミンA(強いて言えば、それとDHA)のように摂っておきたい栄養分と違いますので、それらの栄養を摂るように考えた方がいいでしょうね。
まとめ
まとめますと
- 葉酸は妊活中(妊娠の少なくても1か月以上前)から400μg摂る
- 葉酸は卒乳まで摂る。ただし、妊娠16wからは240μg、出産後は100μgに減らしてOK
です。
これを考えると妊活中から葉酸サプリを飲むことは便利ですね。葉酸サプリは、葉酸の他にもビタミン、ミネラルなどが一緒に摂れますので。
ただ、葉酸サプリと言われるほとんどの商品は葉酸が400μg配合されているので、強いて言えば妊娠16wからも同じ葉酸400μgの葉酸サプリでは。その時期の必要量より多くなってしまう点が気になります。
葉酸の配合を減らして他の栄養を増やした方がいいんじゃないかと思います。
じゃなければ、葉酸サプリは妊娠15wまでにして、妊娠16wからは葉酸サプリを止めて食事量を増やすかどうか。。。
ただ、妊娠16wからは何をするにも体を動かすのに苦労するし、出産後は赤ちゃんのお世話をするのに大変だろうし。。。
結局、時期ごとに最適な栄養が配合された葉酸サプリであれば、手間いらずで簡単に栄養を摂ることができるので、手間と栄養を月額3千円台で得るのがいいか、月額3千円を節約して手間がかかっても食事量を増やして葉酸を摂るのがいいのか(食事量を増やす場合は体重増加の心配もあり)、判断が分かれるかもしれませんね。
POINT
時期に合わせた配合で無駄なく無理なく葉酸を摂るなら?
>>プレミン葉酸サプリが選ばれる3つの理由でお伝えしています。